カラフルノオト

観戦と観劇の記録。ジャニーズは別。noteは日常。

【灰】働き方改革〜ハタラキカタについて考える

月曜を前にもやもや〜っとした気持ちが浮上してきた。

毎週末サッカーを見て、日曜はだらだらしてやべっちFCが迫ってくると憂鬱になる。

 

大学卒業後、安定を選んで金融業界に入った。いや、安定を選んだというより就活がなかなかうまくいかなかったからというのもある。

 

そもそもは出版とか広告関係の仕事にいきたかった。

ただ漠然とした夢は会社説明会に行くたびに、「あー残業時間が多いとかそういうところではきっと自分は頑張れないな」という気持ちへと変わっていった。甘えているかもしれないが、「働く=自分の生活を楽しむため」という思考なのだ。そして昔からテストでと宿題でも、ぱっとやってぱっと帰るそんなタイプのため「打ち合わせが盛り上がっちゃって24時とかになっちゃう時もあって、でもそれが成功した時はたまらないです!(どやっ)」「まじで仲間って感じで、飲み会も毎日してます!」という会社が苦手だった。(今は違うのかもですが)

 

そして次に目をつけたのは旅行業界だった。片っ端から受けたが、まあ、面接が進むにつれ嫌な思いもたくさんし、そしてなおかつお祈りされた。

 

そんで結局、金融業界に入社した。営業だったので最初こそ怯えていたが、なんかよくわかんないけど成績も常にトップ5に入ってしまうし、正直思ってたより楽勝だった。(営業先に恵まれてただけだと思うけど)

でも、正直会社で偉くなりたいとかって欲は全くなくて、将来的には独立したいとかそんなことばかり考えてた上で入社したので、成績が評価されるたびに、「これならやりたいことやりたかったな」って思ってかねてよりやりたかった関係の仕事に転職した。

 

最初は右も左もわからず、会社の人の口から出る単語もわからなかった。でも、それでも自分がやりたかったことだから別に楽しかった。だから、この数年楽しく働いていた。

しかし、楽しくなればなるほどもやもやが増える。

先にもいったように、昔からぱっとやってぱっと帰る人間だった。だから「これは毎日わざわざ電車に乗って会社に行ってまでやることなんだろうか」とか、考えてしまうし15時の時点で今日の仕事が終わってしまうこともあり、帰りたいなーって思うこともある。

しかし、そういう発想があまり許されないのが今の日本の働き方だと私は感じている。結局制度として成り立っていても、残業減らそうってうたってても、上に立つ人はやはりゆっくり時間をかけて良いものをより良いものに作り上げる人間を好むからだ。

現に私はもっと時間をかけろとよく言われる。でも、べつに適当なものを出してきているとは感じていないらしい。じゃあ、時間をかける=良いものなのだろうか。すんごい良いものを提出期限より3日遅れて出すよりなら、締め切りよりも前にオーダーに応えたものを出した方が信頼されると思ってしまう。それに定時に終わるように自分の中で考えて仕事してるから、正直もっと残れと言われても何をしたらいいかわからない。

 

今の仕事とかは特に場所を問わないはずなのに。

フリーで活躍されてる方を見るたびに、自分もそうなりたいと思う。

 

もっと多様に自分の生活を大切にハタラキたい。